当時、どうして副業をしたくてアマゾンの大口出品で、個人のネットショップを開いていた時があります。今日はその時のお話です^^。
当時は副業が楽しくてやったらやった分自分の利益になるので夢中で本業以外の全ての時間を費やして副業をしてました。
本業で色々勉強し副業に生かす、その逆もしかりって奴でとにかく夢中で副業をしていたのを覚えてます。ただ理屈でわかっていても上手く行かないんですよね?
今日はそんな副業でECを志す人が陥る失敗について書いて行きますね^^。
書いて行きますね!って僕の失敗なんですけどね(笑)
一人でも月商250万程度の売り上げ
僕が使っていたのは「アマゾン」の「Amazon出品(出店)サービス – 大口出品」と言う物です。クレジットカードがあれば誰でも登録出来て商品の出品が出来るという物。僕もこれを使ってました。(いや、結果失敗こそしましたけどね、楽しかった^^)
しかもアマゾンは月の出品料が4900円と破格の安さ。個人でも全然商品を販売できるんです。今も同じ値段ですし、何よりも初期投資が少なく、しかも売れるマーケットなのでアマゾンでお店を出す事を選んだんです。
- 9:00~18:00の普通の会社員
- 一人暮らし
- 休みは土日祝日
- 作業は平日の夜と週末
- 商品は全て仕入れのみ
- 出品はアマゾンとカラーミー
当時の状況を書いておくとこんな感じです。
なんで副業でネットショップだったのかは書くまでも無いのですが、本業がネットショップの仕事だったからです。元々WEBデザイナーとしてIT業界に来て、ECの会社に勤めました。
結果、10年経った今でも楽しくてEC業界にいます(◍´ಲ`◍)
EC業界に来たので何かやりたいし、ネットショップって副業に最適だと思ったんです。実際手軽に始められるし、特にアマゾンなんかは売る物があれば出品できます。なのでアマゾンを選びました(カラーミーは出店こそしてましたけど…あまりw)
当時のMAX月商は250万!
会社員で仕入れECをやるデメリット!
当たり前だし、分かってはいた事なんですが、ユーザーに対して早いレスポンスが出来ない訳です。どういう事かと言うと、商品に対して質問が来た場合とかですね。
販売する商品は仕入れに頼ってました。特に資金も大してなかったので、売れては仕入れる方法もとりましたし、業者によっては先にある程度仕入れて置く形式も取りました。
個人の場合、前者の「受注発注」と言うケースが多くなるかと思います。
受注発注とはお店で商品が売れたら、仕入れ先からその商品を買う方法となります。受注発注は別名「売り仕(うりし)」とも言われ、在庫を持たずに商品が販売できるので、ネットショップはで結構一般的な手法となります。
仮に先に仕入れるケースだと、1000円の原価の物を10個仕入れると1万円です。仮にこれを10品番ほど発注すると10万ですね。お金たりないですよ(笑)
ですので受注発注が最適なんですが、そうすると。商品が受け取れないんです、業者からの。
- 商品が売れる
- 商品を発注する
- 平日送られてくる
- 仕事で留守…
仕入れ商品が受け取れず発送が遅れる
レビューに書かれます。
当然、お店の商品発送の部分には発送まで2日~3日程度と書いてあります。でも今のネットはそこまで甘くないんですよね。「発送が遅い」とかね。書かれる訳です。
特にアマゾンはスピード勝負。もし同居人がいて商品を代わりに受け取ってくれれば何の問題も無いんですが、僕みたいに一人暮らしの会社員にはとても無理でした。
当時、売れてから発送までの手順が…▼
- 今日商品が売れた!
- 翌日発注
- 翌々日商品着(受け取れない事も..)
- さらに翌日発送!
今考えるとこれは無理ですね。
無理では無いんですが、一番遅いと売れてから発送までが3~4営業日かかります。当然ユーザーさんからは「買った商品どうなってますか?」と連絡がきますし、仮にそこから発送してもレビューで書かれてしまうんですね。発送が遅いって。
でも、やるしかなかったんです。他に方法が無く、それでもよく月商250万も売れたなーと我ながら思いました。当時はそれだけ必死だったんでしょうね。
今振り返ると、もっとうまく出来たなーとも思います。
考えた結果…!対策がコレ
アマゾンにはFBAと言う商品を預かってくれて発送までしてくれるFBAと言うサービスがある訳なんですが、それを使いました。でも一気に商品を仕入れる事が出来ない僕としてはあまり効果は無かったんですけどね。商品を預けるという事は先に商品を仕入れるという事なので。
また、当然便利なサービスはコストもかかります。FBAは商品を預けるので倉庫代とっ商品を発送するための手数料と実際の送料がかかります。送料自体は安いですよ。でも副業でやるにはちょっとコストがね…(´・ω・`)
商品はどうやって見つけたのか…?
一番良かったのは東京ビックサイトで開催されるギフトショーですね!コレは個人でも名刺さえあれば入れます。ここでブースをまわって交渉していく訳です。
▼ 自分の経験を元にギフトショーで良い商品を探すコツをまとめました
https://www.shirousagi.site/entry/product_search
交渉と言っても簡単です。
僕が当時メーカーに聞いていた内容は以下の事!
- 個人事業主でも取引できるか?
- 仕入れのロット数は?
- 画像はもらえるか?
- 送料はいくらから?
と言った感じです。
特に難し事もしてません。
実は意外と大事なのが画像です。
これ結構めんどくさいんです。だって仕入れてからすぐに商品は売りたいじゃないですか?アマゾンで出品されてる商品ならいいですが、稀にアマゾンに他の人が出品してない商品も仕入れます。(この時は心ときめきますね!)
アマゾンにないので当然アマゾンで売りたいです。
でも画像がない…
→自分で撮影。
となりますよね。
これが実はかなり難しいし、仕事かえって来てからの撮影はきつかった。普通に20:00とかに帰宅して、売れた商品などをチェックして発送準備。そこから撮影はきついです。
また送料も大事です。
だってユーザーからは1回分の送料(僕のお店からお客さんへ送る分)しかもらえません。でも当然ですが、メーカーから仕入れる場合はメーカーから僕の所まで送る送料がかかります。
これは単純に僕の負担です。財布1個5000円の物が売れて、送料800円とか負担してたら利益飛びますからね!
1個売れた時の荒利益ってどのくらい?
僕が仕入れていた時は掛け率が良くても55%や普通で60%です。掛け率とは1000円で販売する商品を掛け率50%で仕入れると500円となります。主にメンズの財布やメンズのBAGを扱ってました。
仮に販売価格が5000円だったとします。
<仕入れと手数料>
- 5000円で商品を販売
- 仕入れ額は3000円(60%)
- 売れた時のアマゾン手数料(15%)
残り「1500円」
で、先ほどの送料。
仮に1個しか仕入れなかった場合は600円~800円は送料として取られます。すると「900円」で、さらに5000円以上購入で送料無料にしてました(売れないんです…ほんとに)
<と、いう事は粗利益は?>
残りなんて5000円売れた場合って数百円です。
250万売って残りはいくら…?
当時はMAXの月で250万程度の売り上げでしたが、手元に残るのって多分10万無かったと思います。やっぱり送料コストが大きいし、でもユーザーには5000円以上購入で送料無料とかしないと売れない。
FBAで商品預けるとそれはそれでコストがかかる。なので結果としてコスパ悪くてやめました(笑)当然、やり方の問題なんです。
僕が失敗した理由をまとめると…▼
- 気軽に始めすぎた
- 仕入れ商品代のまとまったお金が無かった
- オリジナル商品が無かった
- アマゾンを選んだ
一番は仕入れ用の纏まったお金が無かった事ですね。
これがあればもう少し効率化出来たし、これが無かったので、こじんまりしか仕入れが出来なかったんです。
結果としてコストがかかったりました。アマゾンを選んだ事は凄く良かったと思います。何より個人でも全然売れました。でも、僕の読みが甘かったんですね。
アマゾンは売れる反面、ユーザー評価が厳しい。仮にアマゾンでも、もう少しオリジナル商品とか希少性があれば良かったですが、ガッツリ他社でも販売してる商品で勝負してましたから。それも悪かったです。
初めての副業としてはいい勉強になりました。
一番は商品をある程度仕入れて置いて、売れたら即時発送!
これが基本ですね。やっぱりリスク取らないとダメですね。自分でアクセサリーなどの商品作ってたりすれば別ですが。実はこの失敗が今でも凄い生きていて、結構役に立ってます^^。
嬉しい事にすべての商品が1回ずつ購入して頂けました。現在も月額で対応させて頂いてます。本当にありがとうございます^^。
アマゾンでの副業を振り返ると。
僕はアマゾンで実際250万円の売り上げを上げてみて感じるのは未だにアマゾンは売れるという事。企業目線で言えば月額の売り上げは少ないですが、個人が副業レベルでネットショップをやるには最高です。
特に煩わしい決済の導入やらお店のデザイン等も必要無いです。あとは上記で書いた僕の失敗を元に戦略を立ててくれれば、個人の副業でも全然戦えます。ぜひ興味ある人は挑戦してみてくださいね!