ECコンサルタントの白兎(@shirousagi_memo)です。
今日はECコンサルタントの価格のお話です。僕はECコンサルタントとして働いており、副業でもECコンサルタントをしております。
副業ではココナラでECコンサルタントのクライアントを募集しているのですが、皆さんによく言われるのが、本当にこの価格なんですか?という事。
なので、今日はその価格にフォーカスした記事を書きたいと思います。
ECコンサルタントだけでなくても、企業に頼むと高いイメージがありますよね?
そうだね、どうしても企業は利益を出さないといけないから高くなるよね?
企業に頼むと価格が高くなるのはなぜ?
それは上でも答えたように、利益を載せないといけないからなんです。
当然企業である以上、利益を出し続けなければいけないという義務があります。ちなみに僕が過去に働いていた会社での計算方法はこんな感じです。
企業の価格設定の1例
バナーを他の企業から頼まれた時の価格設定は…
デザイナーの稼働時間×1.8倍
ここで、このデザイナーの時給を3000円とします。高いなーと思うかもしれませんが、ここにはその社員にかけている保険や使っているパソコン代、電気代、場所代などが乗っかります。なので時給3000円や5000円となる訳です。
さらに1.8倍をかけるのは利益分となります。企業によっては倍の金額をかけたり、1.5倍で乗せたりしますね。
話を戻しますが、仮にバナーの作成時間が2時間だとします。
3000円×2時間×1.8倍=10800円
そう、デザイナーが2時間程度で作れるものでも、販売価格は1万円を超えますね。
個人依頼が安いのはこの1.8倍が無いから
僕のECコンサルタントもそうですが、提供する内容は対企業の時と同じです。ですが、上記で説明した「1.8倍」分の利益を載せない人がほとんどです。なので安い訳です。
個人間の場合、時給も安く設定する人が多いですね。
個人間でのやり取りの場合、利益も自分の時給分のみの請求とする人が多いから、安くなるわけです。しかも半額以下に。
個人に仕事を依頼するメリットとデメリット
価格の件は明確に理由があるから良いのですが、実はそれ以外にも個人に仕事を頼むときのメリットとデメリットがあります。ここでまとめて行きます。
メリット
- 企業と同じ内容でも価格が安い
- 融通が利く
- 相手をあまり選ばない
企業の時と同じ提供内容でも安い
これに関しては上記で説明した通りです。利益を乗せず、実稼働分の請求のみとなるから安い訳です。
融通が利く
企業に仕事を頼む場合、契約書が絡んできますよね。中々本来の依頼以外のものを頼むと別途費用となりますが、個人依頼の場合、その辺りは大分融通を聞かせてくれるケースが多いですね。
相手をあまり選ばない
仮に大企業に仕事を依頼しようとした場合、あなたの企業の色々な情報を見られます。大企業になればなるほど、依頼金額が100万円以上などと縛りがあるケースがあります。
ですが、個人依頼の場合は当然そんな事はなく、基本あなたの会社の規模に関わらず、受けてくれるでしょう。
実際、僕の本業の方もある程度の発注額が無いと受けないケースがあります。でも副業であれば同じ人が対応してるのに、かなり格安で受けてくれる訳です。
僕の本業でのコンサルタントは1店舗で月額50万ですが、副業では2万~15万円となっています。
デメリット
- 人によっては仕事が雑
- 急に連絡が取れないけーすも
- 最初の提案で虚偽なども
単純に前述の話だけ聞いていれば、個人に仕事を依頼したほうが良いじゃん!となるかもしれませんが、そう単純な話ではありません。
個人の方でも、やっぱり雑な方もいらっしゃいますし、小遣い程度稼げればいいやと言う人もいます。特に個人に仕事を頼む場合、選定する眼は必要です。それさえ気を付ければきっと安くいい仕事の依頼が出来ますね。
まとめ
昔と違って、企業に頼むから安心とか、個人に頼むからクオリティが不安などと言っていると、凄く損をする時代になっています。企業でも雑な仕事しかしない人もいますし、個人でも凄くレベルの高い仕事を格安で受ける人も今は多いです。
どの時代も自分で知識をもって、外注企業や個人をうまく使う事が売上を伸ばす第一条件だと思いますので、先入観を持たずに色々試して見て下さいね。