今日ははてなブログで流行っている退社エントリーをちょっと真似て、過去全ての会社の退社のエントリーを書いて行こうかとww。いや、コレ結構面白いなと。
書く事は、やっぱりその会社で得た物や感じた事、を書いて行きたいな~と思っています。
10年働いたアパレル企業。辞めて悔いなし。
結論から言うと、当時学生気分が抜けなかった僕に対して、働くという厳しさを教えてくれて、かつ給料が上がる楽しみを感じさせてくれました。このメンズアパレル会社はこちらの会社です(⇒SPIC INTERNATIONAL co.,ltd|スピックインターナショナル
当時は本当にブラックな業界だったんです。僕はファッションビルのマル〇さんや、パル〇さん、メインだったんですが、僕の会社と言うよりはフロア自体が売れなかったら自分でカードを切るというおっかない風習があった訳ですw(今は当然ないですよ…たぶん)
でね、僕は絶対それが嫌だったので、死ぬ気で売った訳です。当時お客様に土下座とかしてましね…「お願いします!っ」って。気が付くとあっという間に個人売上で大分目立つ存在になってました。当時、僕には同じお店に超が付くほどのライバルがいたんです…。そいつに感謝ですね。彼がいなければ多分ここまで販売の力は付きませんでした。(あいつ今何やってんだろ…)
僕がこの会社を退社したのが丁度30歳の時。この頃ネット通販が凄い勢いでした。特に楽天なんですけどね。アマゾンもあったんですが、この頃のアマゾンってまだ本しか売ってなかったんですよ。多分今の若い子はもう知らないんでしょうね。僕は専門学校がデザイン科だったんですが、デザインの進路には進まずアパレルへ。当初は派遣で経験を積み、そこから正社員へ。(今考えると派遣のほうが給料良かったw)
完全に余談ですが…アパレルでかつ、正社員で働きたい場合、とらばーゆなんかのアパレル特化のサイトが思い浮かびますが、紹介予定派遣で入ってから正社員が一番給料高く正社員になれます!(その分選択肢は狭くなりますが)
10年勤続のメリットとデメリットは?
メリットもデメリットも結構多いです。正直次の転職を決めるのがかなり楽でした。だって10年働いてますからね。僕はこの後WEBデザインの学校に行ってEC業界と言うかIT業界に来てますが、それでも面接の反応良かったと思います。アパレル出身なので、それなりに小綺麗でしたし、話も上手かったと思います。ま~、それを考えると30歳丁度だったので落ちる理由はなかったかもw。(当時は30歳での転職が不安でしょうがなかった)
あとは、一通り業界が語れる位になります。給料も退社当時で420万かな?これね、アパレルからすると結構いいほうだったんですよ(笑)。いやほんとに。
デメリットはその会社のやり方や考え方がどっぷり身についてしまっている事。そもそもブラック企業というか、業界がブラックの時代だったので、今でいう社畜なわけです。どっぷり社畜なんです。だって確か…店長になった当初、本当に休めなくて60連勤とかしてました。(奥さんに浮気疑われたのを覚えてますw)
あとは一番いい時期をアパレル業界で過ごしたのは良いのか悪いのか?って感じですね。若い時でしか働けない業界なのでいいんですが、ちょっともったいなかった気もしてます。
10年勤続のアパレルを振り返って…
入社当時は接客すら怖くてビビってたのに、退社する時は最終日に会社の専務から電話が来て、引き留められたり、色々と楽しかった。10年働くってやっぱり今振り返っても凄いし、40代になった僕はこの時の「売れなかったら自分で買う」マインドがやっぱり根っこにある訳で。これ、何ハラになるんだろ(笑)。売れなかったら自腹でかうw。
また、今EC業界にいるんですが、この時の在庫量や価格の付け方、売れ方ってやっぱり今でも使えてます。時代が変わってもリアル店舗の経験は強い。最終的にはかなりメンタルが鍛えられました。アパレルって楽しいのが良くも悪くもアホばっかりなんです。なんというか、まっすぐなアホといいますか…。で、縦社会なので、実績を出すと厚く恩恵を受けるんです。ダメな人は最初の段階で淘汰されます。
業界を辞めたのは未来のキャリアパスが見えなかった…から?
当時は、業界が斜めってるからと言う理由でITに来ました。この判断自体は間違ってなかったですし、今でも後悔してません。今はどうかしりませんが、アパレルって店長から先のキャリアパスが見えないんです。でも、歳はとるし、どんどん若い力は出てくるし。仮に当時にもっと..続けるとこうなるよ!と言うキャリアパスが見えてれば続けてたかも?だって基本楽しかったですかね。フロアは仲いいし、異動のたびに沢山の友達できるし。
まとめ
僕がいたアパレル企業、実は1代である社長がつくった会社です。すご~~く怖い社長でした。でも、何かあると気にかけてくれていたのは知っていて、その社長が亡くなったと知った時は本当にショックでした。この会社に入社できた事は本当に幸せだったし、良かった^^(すげーこわかったけど…)そう思える会社に20代で出会えた事は僕の財産ですね。