こんにちは
白兎(@shirousagi_memo)です。
孫社長のEコマース革命からYAHOOショッピングの出店ハードルが凄く下がり、個人事業主さんとかがYAHOOショッピングに出店する事が多くなりましたね。ECコンサルタントをやっていてもそれは感じます。
実はココナラでECコンサルタントの仕事を始めた時に創造していた店舗の割合は「楽天6:YAHOO3:AMAZON1」でイメージしていました。
実際にココナラから応募を頂く企業様やクライアント様の割合を振り返ると「楽天市場2:YAHOOショッピング6:アマゾン2」と言った状態です。それだけYAHOOショッピングに活気が出てきたと言えますね。
ヤフーのショッピング取扱高は22%増の7692億円、eコマース取扱高は2.3兆円【2019年度】
引用:https://netshop.impress.co.jp/node/6433
▲ 上のニュースを見てもYAHOOショッピングが好調なのがわかります。
今日はニーズがあるだろうYAHOOショッピングで売り上げが上がらないと言う人に向けて、YAHOOショッピングで出店したらこれはちゃんとやっていこうという作業や売上を上げるためのステップのような物をまとめて行きます。実は売上を上げる為にやらないといけない事を出来てないお店も多くて…。
まずはYAHOOショッピングをちゃんと理解する!
YAHOOショッピングは日本で一番有名であった検索エンジンのYAHOOが運営するショッピングモール。もともとYAHOO検索は女性に強く、ビジネスよりはGOOGLEと言われていた時代もありました。YAHOOショッピングのユーザーの特徴としては、検索から直接的に商品めがけてくる検索直進型が多い気がします。
楽天市場と比べると正に真逆ですね。楽天市場の凄い所はウインドウショッピングをしてるユーザーが多いんです。ですので新規参入の店舗でもそれなりの価格とサービスで成り上がる事が可能なんですが、YAHOOは新規参入店舗にはちょっと厳しめ。
それはYAHOOショッピングで売れないと思っている店舗様全員が感じている事ではないでしょうか?
では具体的にどのように攻めるべきなのか?を意識して少しでもアクセスが集まるように対策する必要があります。簡単に言うと、YAHOOショッピングは楽天市場よりも難しいと思ってください。
YAHOOショッピングが楽天市場より難しい理由!
競合が多い!しかも…
楽天市場はプレミアム化をしてる為、むしろ出店審査が厳しくなっています。反面YAHOOショッピングは冒頭でも書いた通り、孫社長のEコマース革命宣言後、出店のハードルが下がり色々なお店が入り乱れています。
https://topics.shopping.yahoo.co.jp/promotion/revolution/
▲ Eコマース革命の公式ページ
- 月の出店料が無料!
- ショップから自社サイトなどへの外部リンクOK
- 販売手数料も無料
これだけの事を2013年に孫社長が一気に変更をしました。YAHOOショッピングは売れなければお金が掛からないんです。かなり魅力的なんです。しかも外部リンクOKなので、仮に楽天にリンクを送る事も出来るわけなんです。これに関してはかなり画期的です。ショッピングモールでは多分YAHOOだけ?だと思います。
また、それだけ色々な人が参入していますし、コストが安い事で楽天以上に価格競争になっている感があります。見方を変えると「安いなら売れる」と思って間違いないし、「良い商品でも価格が合わないと売れない」と言った状況になっています。
だから楽天市場以上にYAHOOは難しいんです。
モール内SEOが売上がメイン
YAHOOショッピング内のSEOは楽天市場以上に売上基準となります。なので、最初に以下にして売るか?と言う事になりますが、先ほどもお話した通り、実はほとんど売れてないお店となります。最初にちょっと頑張って売上を作り始めれば、その分検索も早く上がってきます。それを覚えておいて下さいね。
また、楽天市場より検索が優秀な分、楽天のやり方でYAHOOショッピングを運営すると間違いなく失敗します。WEBの知識が必要なのもYAHOOショッピングなので、ショップ運営の皆様はちょっと頑張る必用がありますね。
YAHOOショッピングで売り上げを上げる為にやるべき事
- モールで何のキーワードを狙えば良いかのリサーチ
- 商品タイトルとキャッチコピーをしっかり入力
- CSVの項目で出来るだけ空白を無くす
- 商品詳細をしっかり作る
- 画像にも画像名を入れる
- おすすめ商品とカート内商品は絶対登録
- 商品のカテゴリー登録は複数登録
- サブ画像は出来るだけ最大数登録を
- 広告はPRオプションが最初
- アイテムマッチは商品を絞る事
モールで何のキーワードを狙えば良いかのリサーチ
もし広告を使わないで売りたい場合、一番に注力するべき部分ですが、実はあまり出来てない人が多いです。もし自分で調べる自信が無かったり、時間が無い場合は楽天市場もYAHOOも担当ECCに聞いてみましょう。担当によっては教えてくれます。
自分のお店の属するショップで検索に上にある商品をじっくり見て、どんなふうにタイトルをつけているのか?どんな商品説明文を入れているのかを見る事です。検索で上に来ていると言う事は、その検索エンジンに一番評価されていると言う事なんです。まずはここをしっかりやってください。
これが頭に入ってないと、今後のすべての作業が無駄になります。その位重要な事になります。
商品タイトルとキャッチコピーをしっかり入力
この部分はWEBサイトで言う<h1>タグとなる部分。かなり検索でも重要な部分となります。よくやりがちなミスとしては、自分の所の商品説明にばかり目が行ってしまい、検索ニーズを考えないタイトルにしてしまう事。
商品タイトルは「どんな検索ワード」で検索されたいか?をイメージする事が大事。知名度が低い言葉や難しい言葉は検索されません。
- (悪い例)ミネルバレザー使用の丸形ネクタイケース
- (良い例)レザーのネクタイケース(丸形)イタリアでも有名な牛革の最高峰のミネルバレザーを使った…
あくまで一例ですが、上記のような形にしましょう。まずユーザーが検索しそうなワードとしては「レザー ネクタイケース」などがイメージしやすいですし、御社の商品を実際に知らなくても、ページにたどり着けば購入してくれそうなワードですね。しかも検索数もある程度ありそうな気がします。悪い例としては、細かい説明が先に来てしまい、狙いたいワードが後ろに行ってしまってます。
また「レザー」「ネクタイケース」が少し離れてます。そうなるとワードとしては弱くなってしまいますので、まずはどのワードを狙うか?それが左側で近い場所に入ってるか?が大事です。
CSVの項目で出来るだけ空白を無くす
YAHOOショッピングの商品名のルールを知っている人は多いと思いますが、実はそれ以外にも検索で減点となる場所があります。細かくまでは流石に僕もわからないですが、YAHOOショッピングの場合、CSV項目で空白は出来るだけ避けたほうが良いと言うのは確認してます。
空白の箇所によっては減点扱いとなり、SEOに影響してきます。ディスクリプションなどもちゃんと入れておきましょう。
商品詳細をしっかり作る
- 画像にも画像名を入れる
- おすすめ商品とカート内商品は絶対登録
- 商品のカテゴリー登録は複数登録
- サブ画像は出来るだけ最大数登録を
上記の事は必ず対応しましょう。
こう言った事が出来てないとSEOどころかCVRすら悪くなります。やって損はないですし、やらないと損です。
売れるまでは多少の広告の力を借りる
まずYAHOOショッピングで扱いやすい広告を整理しておきましょう!
- アイテムマッチ
- YDN:ヤフーディスプレイネットワーク
- ソリューションパッケージ
これらの広告を僕がおすすめする理由を書いておきます。上記の3点はどれもクリック課金型広告で、かつCPCが4円~15円程度かなり安価で人を集める事が出来ます。要は出す場所が違うだけです。
アイテムマッチはYAHOOショッピング内の検索に出ます。これのメリットはYAHOOショッピングで何かを買いに来てるユーザーに出すことが出来る事。ただ上でも書いた通り、YAHOOショッピングは価格競争がすごいです。価格で他店に負けている場合はおすすめしません。
YDNはYAHOO検索結果に出る広告。YAHOOショッピングでは無くYAHOO JAPANのほうです。グーグルのアドセンスだと思ってください。そのYAHOO版です。メリットは広いユーザーにアプローチできます。ですが、反面モールのユーザーと違って購入意欲がアイテムマッチに比べて弱いくなります。
ソリューションパッケージはYDNの逆です。グーグル側に広告が出せます。
まず売り上げが取りたいならアイテムマッチで勝負。価格で負けてるなら価格を揃える気持ちで行きましょう。そこでフックとなる商品をまず育てます。ここが一番辛い所です。
それと同時に商品ページの校正やキーワード、画像を常に見直しましょう。いくら広告を出したからと言って商品ページが出来てなければ絶対売れません!また、キーワードをちゃんと盛り込む事で広告のCPCも安く抑える事が出来ます。(広告内容と飛び先の情報の合致性でCPCは変動します)
まとめると…
- モール内で売れるキーワードを見つける
- それを商品ページに反映させる
- CSVで空白を出来るだけなくす
- ちょっと広告を回してみる
- その結果を見てさらに商品ページの改良
モールで売る為のショートカットはありません。これは本当にそうなんです。一番の近道はやるべき事をしかっかりやる事。そしてそれの効果検証でさらに何かを変えていくこと。
売上は…
「アクセス数」×「平均客単価」×「平均CVR」
売れていないと言う事は上の数字のどれかが悪いです。必ず悪いです。大体はアクセスが足りてないんですが。まずは上記の事を全部やってみて様子を見てください。絶対に数値に変化が出てきます。本当にそれだけでなんですよ(笑)。
間違ってもやる事やらないで広告に走らないでくださいね。